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【宇宙から見た海の水】
京都大学大学院理学研究科教授(海洋物理学)
            ジョン・P・マシューズ 先生

宇宙から見た海の水 〜その2〜
 深海の水の速度は大変遅く、例えば、南極で作られた水は1秒に1�属焚爾梁�度で北に向かって流れています。 現在の深海の水が海面の水から作られたのは1000年以上前です。こんな深海にも生物はいます。 魚では、英語でラットテイル・フィッシュ(和名ソコダラ)と呼ばれる細長い尾を持った種類がよく見られます。ブリトル・スターフィッシュ(同クモヒトデ類)も生息しています。
◆この深海を物理学者はどう研究するのでしょうか。多くの方法があります。1つは係留ブイのような定点観測があります。 船から計測器を下ろして温度や密度などを測定することもできます。船から発信した音波の反射を利用して、深い海の地図を作る方法もあります。 シー・ローバー(海中移動観測船)を使えば海底火山の噴出口の調査や太陽光ではなく硫黄を利用する生物の存在するブラック・スモーカー (黒い物質を煙上に吐き出す小さい熱水噴出口)の調査といった興味深い研究も行う事ができます。
◆次に、宇宙から人工衛星によって地球の海洋を調べる方法がありますこれが私の専門です。それには主に四つの方法があります。 (つづく)

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